そしてゲキハデの自転車が出来上がった
変わらないのは巨大なサドル。何か写真で見ると縮尺感が狂って子供用自転車のようですね。タイアは何を付けたかというと、流行のパナレーサーT-serv(26×1.25)。まっかちん。おっとこれはザリガニ。赤いタイアです。その他は、前々から付けたかったバーエンド。実は3ヶ月の間悩み続けているのが、手首より指先にかけての慢性的な痺れ(両手)。手首にかかる力の方向を変えてやれば和らぐかなと考えての装着だったけど、あまり効果がない。次なる策は、ボクには長すぎると思われるステムを、短いものに換えて様子をみるつもりです。
何だかゴテゴテと付けたがるのは我々の世代の特徴だと思ってます。
ライダー世代というか、マジンガー世代というか……。ハンドル周りをもうひとつ。機能パーツじゃないけど、タイアに合わせてグリップも黒から赤に換えた。これで随分ハデになった。TREK8000のカラーリングは赤/青/白で、パーツ供給メーカーのロゴなんかも沢山あって、ベースがすでにハデ。これに赤いタイアとグリップで更にハデ。実にアメリカン。星条旗みたいなヤツだ。この組み合わせは、中学生の時に胸躍らせたリンダ・カーター主演の『ワンダーウーマン』を連想してしまう。最近『チャーリーズエンジェル』がリメイクされたけど、ワンダーウーマンはしないのかな。今だったら誰が適役だろう。和製ワンダーウーマンだったら優香かな(後半オヤヂの独り言)。
機能パーツをもうひとつ。短期間に結構な距離を走ったので、ついでにチェーンを換えました。
Danhanもおススメ。チェーンの交換です。アルテグラ9Sってやつ。アルテグラって聞くとなんだかワクワクする。それがどんなモノだか良くわかんないけど。結果はこれも大正解。ペダルのツキが良くなったし、ロスが減った。無くなったと言っても良い。一瞬、ペダルを通して自転車を精密機械のように感じてしまった。タイア交換との合わせ技で効果倍増です。
今回のエンタープライズ号改造で改めて思ったのは、パーツを気軽に交換できることで自転車の楽しさが倍増するってこと。ちょっとした部品なら自分でも取り付けできるし、費用も思ったほどではない。タイア×2本、チューブ×2本、バーエンド、グリップ、チェーンを換えて、定価で2万円以下、実際支払ったのは1万円数千円。これを安いか高いか思うのは人それぞれだろうけど、交換後の自転車の変わり様、その満足度を考えると間違いなくボクには安い。自転車にかけるお金、もちろんピンキリあるだろうけど、今のボクは、ボクなりのレベルで楽しめているので、実に楽しい。ああ楽しい。
今回はタイア交換のやり方も教えてもらって、パンクに対する不安も消えた。3ヶ月前に超初心者だった超肥満の男は、自らの体重の減少とともに、ちょっと肥満の初心者にステージが上がったと思う。ウン、確実に!(続く)
さあ、厳冬の東京へ。
次のレポートは勝負のレポートだ!