長らくのお待たせ申し訳ありません。(2002/6/7)
Mさんの責任でなく、私ヒキタのせいであります。ホントに。
■顔から火が出ました(コレは私もそう)
ご、5ヵ月ぶりです。色々言い訳つけて、サボッてました。このコーナーの更新も自転車通勤も…。年が明けてから、皆さんご存知の『バイシクルナビ2001夏号』の制作に追われて、自転車通勤出席率が減って……ってな事は雑誌の中でも触れたのですけど、これって思いっきり言い訳ですよね。と、このあたりで私のせいということがもうバレバレだ。
5ヶ月?「2001年夏号」??? もうすでに1年経ってしまったよっ。
すまぬ、その間、私のHDに温存されていたのだ。ご指摘を受けて顔から火が出るほど恥ずかしかったのです。図らずも「三日坊主」を実証してしまいました。ホント、穴があったら入りたい気持ちです。…気を取り直して、6月以降は雨の日以外、毎日続けていますよ、自転車通勤。
■一応経過報告を…
今年の1月までは順調に続けていました。真冬の自転車通勤は確かつらかったけど、ぶ厚い皮下脂肪が幸いしてか、凍ってしまうような寒さは感じませんでした。肝心の体重はというと、1月に98kgまで落ちたことがありましたが、忙しかった(ことを言い訳にした)2月〜5月の自転車通勤は週イチペースだったし、深夜残業による不規則な食生活などもあって、いちどは100kgを切った体重が気が付かないうちに、いや、ホントは気付いていたけど、アッという間に103kgまで戻ってしまいました。108kgから10kg減って5kg戻った…。うーむ、増減が実にダイナミックだ。減少がダイナミックだとありがたいんですけどね。今は楽しく自転車に乗っているし、体重計に乗ることが楽しみな毎日なのです。昨日(7/6)計ったら103kgジャストでした。まだまだこれからです。
■クルマとケンカしちゃいました
この5ヵ月のうちに、クルマと2回程ぶつかりました。1回目はハイヤーの左側リアドアが急に開いて軽く接触したのと、2回目は乗用車の左折巻き込みで、接触・転倒してしまいました。幸いなことにどちらも極めて軽い接触で、ボクも自転車も無傷でした。そんなこともあってか、最近は駐停車しているクルマの横を走り抜ける時、とても怖い思いをします。ひっきりなしにクルマが行過ぎるボクの通勤ルートでは、会社や自宅に到着するまで、何百台というクルマ(駐・停車車輌)の脇を通過します。そのうちの1台でも不用意にドアを開けたら、えらいことになるなァって。クルマのサイドミラーに映るドライバーの表情や動作を読み取って、いつドアが開いても良いように心の準備だけはしていますが、運転席にまで色の濃いフィルムを貼ったクルマや、サイドミラーを折りたたんだクルマに対しては無意味です。可能な限り右側に膨らみ駐停車車両を避けたり、スピードを落とすように心掛けてはいるのですが、不安は消えません。だから今でも側面を通過する時は緊張します。ささやかな自衛手段として、オートバイみたいに昼間もライトオンした方が良いのかもしれませんね。どなたかいいアイデアお持ちでないですか?
そこで気になったのが路上の駐停車車両の数。先日自分の通勤経路の台数を数えながら出勤してみました。自宅のある烏山からオフィスのある神田神保町までの18kmに、その数なんと210台! クルマ1台の全長を4.5mとすると、単純計算しても945m。実に1km近いクルマの列になるのです。どうりで走りにくいはずです、東京の道。■動機が不純なんだゎ?
毎日自転車通勤していると(←今回ばかりはあまり説得力がない)、けっこう同じ顔ぶれに遭遇しますよね。ボクの場合、ロードに乗ったツーキニストに抜かれまくっています。ムダなお肉の付いていない、素晴らしい体躯のオニーサンに抜かれる分にゃ、何とも思いません。ところが、そんなボクの心に火をつけるオレンジ色のニクイ奴が現れたのです。
場所は飯田橋交差点。時間は午前8時15分ごろ。交差点の長い赤信号が青に変わった瞬間、会う度に綺麗なロケットスタートを決める奴がいる。速い速い速い。そいつは立ち漕ぎで300mはイク。背の高い痩せ型の男性で、年齢はボクと同じくらいか。いつも白シャツにグレーのズボン。顔もスタイルも、大きなお世話だが地味だ。でもでもでーも、イチバン悔しいのは、彼の愛車が何の変哲もない男性版ママチャリ?、軽快車なのだっ!
ハンドルの前には籠、チェーンケースはもちろん、泥除けだってしっかり前後に付いている。これはツースペか? おまけに前の泥除けには名前に住所に電話番号まで書いてある。ううむ、正統派だ。無論、アチラはボクのことなど屁とも思っていないだろう。だけどこちらは違う。失礼は承知だけど、なんたって自転車が違う。自分の脚力を棚に上げておいて、勘違いも甚だしいけど、ものすごく悔しい。こっちもシャカリキになって漕げば勝てないことはないだろうけど、どうせ勝つなら涼しい顔して勝ちたい。いっそ電動デバイスでも付けるか? うーむ、モノに頼るのも悔しいなぁ。いやいや、なり振りかまっていられるものか。シグナルGP300mに勝てるのなら、なんだってやってやる!こうなったらプロに相談だ。■墨田区の寺田商会にて
『かくかくしかじか、勝ちたいんですけど、どうしたらいいんでしょうか?』とボク。
「そりゃミズグチさん、エンジンを強化するしかないね、ヘッヘッヘッ」とご主人。
『エンジンは限界なんです、ケムリ吐きそうなくらい』
「自転車を差別するアンタがいけない。諦めなさい。いいモノに乗っていれば速いってわけじゃない」
『そりゃわかっちゃいるんですけど、ボクも男の子なんですよ、悔しいですよ……』
「???。だって向こうはアンタのこと何にも知らないんだろ?」
『だからいいんです。知ってたら全く勝負にならないかもしれないでしょ?』
「あ〜情けない。ん〜、仕方がないなぁ。じゃあ、ターボでもつけるか」
『え?えっ? な、な、なんですか、手があるんですかっ?』
「まあな、ないわけではない」そう言い残すと、ご主人は店の奥へと消えた。そして戻ってきた時、ご主人の手の中には銀色に鈍く光るモノが…。
『モ、モーターですかっ?』
「違うっ!」(続く…かもしれない) かもしれない、じゃありませんっ!(←と俺にそんなことが言えるのか?)
で、この回は唐突にここで終わるのだ。
面白いでしょ。なんで放っておいたんだか。
ひとえに私の怠惰のなせる技……。すいません……。
でも、つづきが知りたいね。早くMさん送ってね。ところで、M氏の1年後、すなわち現在の近況。
自転車通勤は相変わらずで、体重はみごとに95kgまで減りました。
驚くべきは、体脂肪の低減だ。
特に腹腔内脂肪、つまり『内臓脂肪』というヤツが、199立方cmから120立方cmへ。
なんと3分の2以下に減ってる。コレはホンキですごいことだ。
お医者さんも絶賛。さらに次が読みたいよね……。