おお、背後に雪の東京湾岸が見える

 て、で、このヘルメットを実際に使ってみたわけだ。
 実際に背後は見える。ミラーとは言っても、実際には潜望鏡を覗き込むような感じで、「上目遣い」にちょっとした慣れが必要ではあるが、少し目深に被ること、ミラーを目と目の真ん中に位置させることに注意すれば、常に背景が自分の前方の上にあることになる。この感覚はなかなか面白いよ。
 鏡面が金属製なために、あまり鮮明とは言えない。よって、都心の夜の使用などは、様々な光が乱反射して、何だかよく分からないこともある。だが、見えるか見えないかと言われれば「概ね見える」というのが正しい。
 とにかく機能的には「看板に偽りはない」のだ。



 しくはREEVUのウェブサイト(下記リンク)を直接見ていただきたいのだが、オススメできないことはないとは思う。
 REEVE社が言っているほど、バッチリ見えるわけではないけれど、まあまあ有効なのではないかと思う。真後ろに死角がないのは実際イイね。一言でいうとクルマのルームミラーみたいだ。クルマに乗っているときも一番見るミラーはドアミラーよりも、ルームミラーでしょ。
 まあ、鏡面をもう少し大きくしてもらいたい、とか、前面内蔵ミラーのせいで風が通らない、とかの不満もあるにはあるが、現在売られている様々なヘルメットを鑑みると、これに1万円強を出す価値は、あると思う。

ただし、だ。

 ットでヘルメット(メットに限らず、その他のサイズものも)を買うこと自体については、私は全くオススメしない。
 実際、私はこのヘルメットを買うに際して「the Largest one plese」と書いてメールを送ったのであるが(実際にLサイズが来た)、イギリス人は頭の形が縦に長いのであろう、頭のサイドが締めつけられて痛くて仕方がないのだ。ただ一口に「サイズというより形が合わない」。
 ミラーがあろうと、何があろうと、ヘルメットの手合いは「フィットする」が一番だ。サイド部分のスチロールを削って、サイズを合わせてみようかとも思ったが、とある事情で、それは出来ないのであった。
 やはり、店頭で実際に被ってみて選ぶ、これがヘルメットなどの基本だろうと思う。

 願わくば、どこかの代理店がサイズを揃えて輸入せんことを。


 なみに……。

REEVEウェブサイトはこちら

購入(サイズの問題は「賭け」だぞ)する決意を固めたのならばこちら

 いずれも私には何の縁もゆかりもないが、私自身はここを通じて買ったのは確かだ。だけど、買う買わない、また、トラブルが生じた場合などなど、一切、私ヒキタは関知いたしませんので、そこはあくまで自己責任でどうぞ……。

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