転車をどう停めるか、ということに関しては、ヨーロッパでもやはり、それなりに苦労しているようです。
 上記の写真は、ヘルシンキの駐輪所ですが、日本の駐輪所と違って、それほどに混雑はしていませんね。でも、整然としているとは言い難い。この辺は各々のモラルなんですが、まあ、町中にこのような形で、シレッと駐輪所が用意されているということだけでも、羨ましいといわざるを得ません。

 れはフランスの駐輪所。カギを引っかける金属棒が用意されています。しかし、雑然とはしてますよね。歩行者にとって邪魔にならないかというと、首を傾げざるを得ない。こうなると日本と殆ど変わりがありません。
 ただ正面の赤い自転車「NISHIKI」のロゴには泣けます。こんなところに残っていたんですね。栄光のニシキブランドは……。

 のように、柵や標識など何かに必ずチェーンを巻き付けて自転車を停めるというのはヨーロッパにありがちな光景です。この辺は日本と欧州の防犯意識の差でしょう。
 日本では、まだまだやはり、スタンドで自立させての、バネ式のあのカギが主流ですもん。でも、コレはむしろ誇るべきことだ。ドロボーが少ないということですからね。でも最近は「それほどでもなくなった」といわざるを得ないのがつらいところですが……。


ニューヨークのフリーカメラマン湯浅健正氏からこんな映像も……

春山くんの次回のレポートに期待しましょう。


※注 なお、春山くんの「フリーカメラマン」というのは、ただ単に「無料の」カメラマン、
という意味でして、本業は某世界最大銀行の行員です。
何ぃぃぃ、コレでプロだとぉぉぉ??!! などと怒らないように。
アマチュアです。おまけに撮影機材は「写ルンです」です。

※注2 何だ、春山さんって人、そんなに下手じゃないじゃない、という方に