ロンドンの金融センター、通称「シティ」を走るメッセンジャーです。街が古いこともあって、イギリスの首都は実はあまり大したことはありません。東京並と言っていいでしょう。メッセンジャー氏もバスレーンを走ってますね。これがヘルシンキになると、このように変化します。
ヘルシンキ市内を走るヒゲのオジさんです。完全にピンぼけですが、あのロバート・キャパも、ちょっとはピンぼけだったのですから、許しやって下さい。
彼はメッセンジャーでも何でもありませんが、きちんとヘルメットをかぶってますね。そして注目すべきはタイヤの下、朱色のレーンです。これです。これこそが噂の自転車レーン。これがヘルシンキ市内中に張り巡らされているのです。
さらにすごいなあ、と思うのは、自転車レーンの中においても「右側通行」という規則が徹底されていることです(日本なら左ですね)。道の両脇にこれがあるのですよ。東京で考えられます? いえ、でも、考えなくてはならないのです。
なぜなら、これこそエコ、これこそ究極のゼロエミッションだからです。
他国のレーンを見てみましょう。