始動・茅ヶ崎プロジェクト
2000/12/22 神奈川県茅ヶ崎市 宮田工業本社にて

 ははは、ダイエット企画でお馴染みのMさんからスタートします。この日、2000年12月某日時点でMさん100キロぎりぎり。まだ二桁には突入していないものの圧倒的な体質改善が認められています。
 え、見えない? いえいえ腹のあたりを目を凝らしてみているとだんだんそう見えてきます。その筈です。
 でも、ココでの趣旨は別にMさんの体重ではなく、当然、背景にあるのですね。
 神奈川県茅ヶ崎市。
 ワゴンRの後ろの門をくぐると、そこに翻るのは、歯車にMのマークの社旗。
 koga-miyataチームと「ミヤタの自転車」で有名な自転車メーカー、宮田工業株式会社なのですよ。
 「BICYCLE NAVI」二玄社の3名と私ヒキタは、寒空の早朝、ココに極秘のプロジェクトを進めにやってきたわけです。
 極秘のプロジェクトとは何か。
 理想的な通勤自転車を何とか安価に作れないか、お兄ちゃんもお姉ちゃんもお爺ちゃんもお婆ちゃんもオハーッ、と毎朝ラクチンに通勤できないか、と、そういう話でして……。
 ママチャリとは一線を画し、かつ、マニアのためだけのモノにもならない、そんなカッチョイイ自転車を作り、かつそれをリーズナブルな価格で一般市販できないか。そういう極秘のプロジェクトだったんです。
 全然、極秘じゃなかったですね。はい。気にしないで下さい。



↑コレがその「理想的通勤自転車」です。

 ウソですね。
 玄関をくぐったら、早速展示してあったのですが、なんと大正5年製。でも何だか既にして今にも通じるデザインだと思いません? 自転車って随分昔に完成されていたんだなあ、と思っちゃいますね。
 フレームの形状、サドル、チェーン、クランク、ペダルからスポークに至るまで、原型は既に出そろっています。

 恐れ入ったことに宮田工業、創業は明治年間。
 日本の工業会社の中でも、日清製粉、王子製紙なんかと並んで、かなり歴史が深い方なんですって。
 聞けば最初は「火縄銃」を作っていたのだということ。銃身のパイプのメーカーだったのですよ。
 それが戦後、技術の平和利用で自転車と消火器(コレに関しては私もはじめて知った)に移っていった。そういう歴史があるのですね。