いやもう、何とも言いがたいんだが……。
虎男と呼んでくれ灼けたぞ。ホノルルの太陽。
コレは別段、茶色い絵の具を買ってきて、シマシマに塗ったとかいうワケじゃないのだ。
センチュリーライド2003から帰ってきて、家でいきなり鏡を見るとこうなんだよね。
ワイハーはやはり強烈だった。日差しの強烈さが違うよね。だからして、家に帰ってきて初めて気づいたのだけれど、私のアタマはこうして日焼けでシマシマになってしまったのだ。
もちろん、ヘルメットのスリットに則して、陽に灼けたあとなのね。
こいつが悪いのだまあ、誰もがそうだと思うけど、自転車に乗ってる以上、こういう形のヘルメットを被る。んで、こういう形ってのは、堅牢さに比して空気の通りがイイってことが、最重要なわけ。まあ自転車ヘルメットに関しては当たり前のことで、そこでこうした縦型のスリットがあいている。
必然的に日差しの強いところではこういう日焼けをするということなのだ。だがね。
まあいいんだけど、私は、勤めてる会社で「お、ヒキタ、お前、阪神ファンだったのか、おめでとう、道頓堀川にも飛び込んだんだな」とか言われるのだ。まあ時期が良かったのか、悪かったのか。
だが、裏では言われてるぞ。「ヒキタ、絶対に『便乗タイガース野郎』だぜ、何だ、つい最近までプロ野球なんて全然興味ないなんて顔してながら……」なんて。
ちがうのだー。西宮じゃなくてホノルルなのだー。センチュリーライドの詳しい話は自転車雑誌「バイシクルクラブ」03年11月号で、ということなのだけど、とりあえず帰ってきてからの裏話「その1」はこれだ。
日焼けって、刺青みたいなもので、消そうと思っても消えない。時を待つしかないのだ。
実は今でも帽子を脱ぐと、アタマの中身はこう……。
*あ、そうそう。日本を普通に通勤で走ってるぐらいじゃ決してこうはなりませんからね。ご安心を。快晴のホノルルを早朝から夕暮れまで走ったらこうなったということ。そこんとこはヨロシク。
「こうなりたくないからヘルメット被らない」なんてことはあり得ませんから。
転倒時の安全のためにも、クルマからの視認性のためにも、是非ともヘルメットは被って下さい。