東京書籍「サドルの上で考えた-自転車的なる精神の欠片」

 やー、やっと出た。というのか、出ちまった。いいのかヒキタ、そしてヤマコー(←担当編集者)。
 03年9月1日発売(奥付は9月12日)の、私ヒキタの最新刊です。今回のは、自転車にまつわるエッセイ集ということなのですが、装幀はとりあえず、オシャレだね。
 表紙なのに、奥付風。斬新というのか何というのか、とにかく版画の森英二郎さんがイカしてることだけは間違いない。実は森さん「自転車生活の愉しみ」の時も表紙を彫ってくれていたのだ。ありがたやありがたや。今回も真面目な話、なかなかオシャレでカッチョイイと思いませんか?

 さて、だが、問題は中身だ。
 実は私は今回ちょっと恥ずかしい。照れくさい。
 今までの「自転車はイイゾ」主張本、「自転車通勤はこうやるぞ」解説本などとは違って、今回は純正エッセイだからね。何だか脳内物質のみならず、私の身の回りのことどももドビドバ出てしまって、もはやプライバシーの欠片も残っておらん。カミさんからも「あんた、何でこんなこと書くの!馬鹿じゃない!!」と言われ、家庭争議のもととなってたりもする。リアルな現実だ。

 困ったことじゃが、身を削った1200円。
 是非よろしくお願い。今回は何だか東京書籍、たくさん刷っちゃったんで、後戻りがきかんのよ。
 よろしくお願い申す。ヒキタもう伏して伏して伏して頼むわけであります。よーろーしゅーうーにー。(2003/8/31)