寒い秋に佇むMR-4F秋ですね。というか、寒くなりすぎちゃって、もう冬だ。煉瓦塀の前に置いたりして、そういう寒い秋を演出してみました。
今週変わったところは、と言いますと……、サドルだ。真っ黄色に色づいてしまいました。そもそも付いてたオリジナルのサドルに、ちょっとケツ君が違和感を訴えたもので、そっくり交換してみたのだ。デザインは純正のものの方が好きだったのだけど、まあケツにハラは代えられぬ、ということでして。
ジャジャン、これがそのニューサドル様だ流行りの溝付きタイプだ。これで尿道を圧迫しない、快適なツーキニング生活がおくれるはず。セライタリアの「XO」というタイプです。知ってる人は知っている。そうです、ピンポーン。つまりは最も安いモデルですね。何と破格の2,000円台。安い。
真っ黄色でねぇ。全体から見ると、ちょっと浮いてるかも、という気はします。どこかに黒い部分があれば、MR-4F全体とカラーバランスもとれると思うんだけど、そういう種類がなかったのだ。他のモデルは、真っ赤と、真っ青。まあ仕方がない。
これに替えてみて、一週間。
ケツの違和感は緩和されたかというと……。実はあまり変わらない。こんなに派手にスリットが入っているにもかかわらず、それほど感覚的に差がないのだなあ。私のケツが鈍感なのかしら。
長く走ってると(20km以上)、臀部両側の骨が若干、痛くなってくる。
そうね、ケツの真ん中部分を保護するか、臀部を保護するか、という差だ。大切なところはどちらだと問われれば、それはもちろん真ん中の部分なワケで、まあ、そういう意味で意味はある。
ただ、まっ黄っ黄。
サドル部分だけがかなり目立つ。膨張色だからサドルばかりがデカく見える。何だか子供用みたい。ちょっと色デザイン的には不満なのだ。
TECTRO Rearbrake不満といえば、最初の頃は、ブレーキが不満だったのだ。
主要コンポはティアグラで固めてるくせに、ブレーキだけが、ソラですらない。台湾製の「テクトロ」。見ての通り、ちょっと形が野暮ったい。洗練されてない。これがちょっと不満だったのだね。
ところが、使ってみると分かるけど、性能的には何の不満もないね。
ジンワリと気持ちよく制動する。ガタつきや鳴きも皆無だ。
たぶん、重さなんかは若干SHIMANOの方が軽かったりするのであろう。だけど、台湾製、それも廉価版部品もココまできてるのだ。シマノもうかうかしてられないな。(2002/11/13)
さて、MR-4Fに乗って間もなく1ヶ月。実は「あれ?」と思うような本物の不満もないではない。
概ねのところは、不肖ヒキタ、大満足しているのではあるが、実は「ステム部分」と「サスペンション部分」に若干の難があるのだ。そのあたりはまた次回。