2001東京国際自転車展
JAPAN INTERNATIONAL CYCLE SHOW 2001
〜ヒキタの極私的サイクルショーレポート〜
東京ビッグサイトにて2001/11/1今年も東京ビッグサイトで開かれましたがな、ということで行って参りました。後で聞くと開催以来一番の人出だったんだって(写真は金曜プレスデイなんでちょっと少ない)。すごいよね、自転車への風、確かに吹いてるな。東京モーターショーの裏でよく頑張った。エラいエラい。いつかは逆転だっ! とね。覚悟しろ、トヨタ、日産、ホンダ、その他諸々。
でも、ちょっと残念だったのは、キャノンデールをはじめとして「アメリカ勢」の参加が少なかったことだ。まあ来年に期待しましょうか……、ということで、オレ的に言うと今年のトピックは何といっても、この写真だっ!
言わずとしれた、今中大介大先生だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
日本人唯一のツールがどうしたこうしたなどと、説明するのも愚かな、日本自転車界のスーパースター。
もちろん今中先生「インターマックス」のブースに居てはりました。実物もカッチョよかったよ。見ての通りネクタイもド派手だよ。
しかし、何と言っても、私が最も感激したのは、今中先生が「あなたがヒキタさんですか。最近、色んなところによく出てますねぇ。読んでますよ。どうぞよろしく」なぁんておっしゃったことだ。つまり、今中先生、会う前から私のことをご存じであったのであった。
何という光栄ッ! 何という感無量ッ! 何というスキンヘッドの輝きッ!(←それはオレ)
ともあれ、私は一気にミーハー化し、記念写真となったのである。いや、感激。感動。
ただ、そんなワケで写真の私が何ともカッチョ悪……。
シマノブースの「ネクサーブ」さて、興奮さめやらぬところで(←それはオレだけ)、今年は何だか「クロスバイク系」が増えてたなぁ。シマノのブースも「ネクサーブ」一辺倒だったしね。ネクサーブってのは、デュラエースを頂点とするロード系、デオーレはじめのMTB系、などと一線を画した「コンフォート系」でして、つまりはクロスバイクのコンポなのだ。
例の「全自動変速機・サスペンション」などを頂点として、増えたなぁ、ネクサーブシリーズ。シマノ狙ってるぞ、新たなマーケット。
でもシマノに限らずロード、MTBの間を探ろうとする動きが、各社顕著だったよ。
ミヤタの超高級タンデムランドナーコレはミヤタのタンデム(2人乗り)ランドナー。
ドイツでよく見たタイプだな。タンデムに限らず、ヨーロッパではランドナーの需要が結構あって、この手合いが結構よく走ってる。それのいわば「逆輸入版」なのだ。
なんか見てるだけで「愉しいツーリング」が彷彿とするでしょ。自転車のリムジンという感じでね。ただし、このタンデムが約100万円。実際ドイツでもそれぐらいの価格で売られてました。
高級なのだ。うーむ……。
ブリヂストンはテレビCMでメジャーな「アルベルト」だ。
アルミで軽量、ベルトドライブで漕ぎ出し軽く汚れない、という例のママチャリだね。多少お高いのを除けば、私はなかなか魅力的だと思います。
今回の「アルベルト」には、タイヤの空気圧が低くなると知らせてくれる「空気みはる君」というのが、リムにくっついてました。
ふーむ、みはる君。それにしても日本の商標はなぜ「○○君」というのが多いのかな?